前にウィーンブリッジを使って正弦波を発信しましがいまいち使いづらいのと汎用性に欠ける気がしたので、今回はtone関数を使ってキーボードのようなものを作れるようにしました。

・構想
 鍵盤をたたくのもいいのですが、手を触れるだけで音程を決めたいと和えから思っていました。その結果、二連ボリュームの場所で音程を決められるウィーンブリッジを使っていたのですが、オンオフ制御が難しかったり、きれいな音程の音を出すのが難しかったり、様々な問題がありました。
 そこで、抵抗をVccからたくさん並べ、Vccにつながっている抵抗での電圧降下を測ればどこの抵抗がGNDに短絡しているのかがわかり、うまい具合にセンサーとして働くということはほとんどのアナログセンサーで使われています。
 それなので、自分の体をGNDにしてセンサーを作って見たところうまくいき、音を鳴らすことができました。

 ・回路
humanR_回路図
 ArduinoのGNDを自分の体に接触させ、sensor1~5を指で押さえるとA0の値が変わります。
キャプチャ1
 実際に測るとこのような感じで読み取ることができます。

・出力
 適当に閾値で分けてtoneで出力しました。そうすると、ド~ソまできちんと出力されました。


 今回は簡単にセンサー部分を作りました。この出力をいい感じにエフェクターなどに流すことができたらこの方式で作っていきたいと思います。
 また、もう一つ同じようなものを通ってそこでコードを決められるようにしたら面白いと思うので、それもやってみたいと思います。それではまた今度。