最近、うちの3Dプリンターがうまく動かなくなってしまったのでその戒めにブログにしようと思います。

 うちでは下のdavinci mini w+を使っていました。今年度の初めごろに家で使える手頃な3Dプリンターが欲しくなったので導入したものです。

 これは、買ったままある程度使えて、ある程度知られているダヴィンチで、そこそこ精度が良いので便利に使っていました。しかし最近になり、フィラメントがうまくノズルから出てこなくなり、印刷もフィラメントのアンロードもできなくなってしまいました。また、印刷の途中でフィラメント異常のエラーが出て止まってしまうようになりました。
 まあ、このまま放置するわけにもいかないので、ある程度強引に解決することにしました。

①エクストルーダーの掃除
 まず、エクストルーダーの掃除をします。エクストルーダの中にフィラメントのカスがたまってると、うまくプリントができないことがあります。
 今回は、フィラメントのアンロードができなかったのでエクストルーダ側のガイドチューブを外し、エクストルーダの上ギリギリでフィラメントを切ってしまい、ノズルクリーニングモードで強引に押し出しました。そうすればエクストルーダに邪魔なものはなくなるので普通にクリーニングしました。

②フィーダーの掃除
 次にフィラメントをリールから引っ張り出すフィーダーの掃除をしました。フィーダーが汚くてもうまくフィラメントを送ることができず印刷できません。
 これはxyzプリンティングのページにあるようにして行いました。

③プリンターの校正
 ここまでやって動かしてみたところ、ノズルとプラットフォームが近すぎる気がしたので校正をかけた後、Z軸オフセットを上げました。


 これらの作業をしたところ、うまく動くようになり今のところ問題なく使えています。今回色々いじっていてわかったのですが、もうすでに280時間ほど稼働していたのでもっと労って使ってあげようと思います。また今回の不具合を踏まえて、これからは印刷が終わったらノズルクリーニングをし、フィラメントを抜いておこうと思います。それではまた今度。