Unityで3Dモデルを動かそうと思ったので、公式で用意してくれているモデルをUnityで使えるようにしてみました。

 動作環境
  • Windows10
  • Unity 2018.4.31f1 Personal
  • Visual Studio Community 2019 16.8.4
  • Arduino1.8.10
  • ユニティちゃん 3Dモデルデータ Version:1.2.1
①ユニティちゃんをダウンロードする
 (https://unity-chan.com/contents/guideline/)ここからモデルをダウンロードしてきます。

②Unityに入れる
 ダウンロードしてきたファイルを"Assets"にドラックアンドドロップします。
 ↓のような画面が出てくるので右下の"Import"を押してください。
スクリーンショット 2021-02-06 134645

③エラーを取り除く
 今回の環境ではそのまま実行するとエラーが出ます。↓の画像のように"Console"にエラーが出てきます。
スクリーンショット 2021-02-06 140035

 これは"Assets\UnityChan\Scripts\AutoBlik.cs(8,23):error CS0234: The type of namespace name 'Policy' does not exist in the namespace 'System.Security' (are you missing an assembly reference?)"と出るはずです。読めばわかる通り"Assets\UnityChan\Scripts\AutoBlik.cs"というファイルの8行目の"Policy"が存在しないという意味です。
 それなので、このエラー文をダブルクリックして出てきたコードの8行目をコメントアウトしてしまいます。ここでコメントアウトしても変わらずに使えます。
スクリーンショット 2021-02-06 141112

④Unityに地面を設置する
 このままユニティちゃんを配置することもできるのですが、床がないため永遠に落ちて行ってしまいます。そのため地面を設置していきます。"HIerarchy"->"Create"->"3D Object"->"Plane"を選択します。そして"Inspector"で設定をしていくのですが、今回は↓のように設定しました。
スクリーンショット 2021-02-06 141714

⑤ユニティちゃんを召還する
 "Assets"->"UnityChan"->"Prefabs"->"for Locomotion"->"Unitychan"を"Hierarchy"にドラッグ&ドロップします。また、このとき初期位置を適当に設定しておきます。

⑥動かしてみる
 最後にカメラの位置を適当にセッティングして実行すると↓のように動かせます。
 操作は右上に出ているように、十字キーで移動、前進中にスペースでジャンプなどです。また、左のUIをクリックすると表情が変わります。