今回はProcessing Javaモードで.txtファイルから文字データを読み込む方法です。

 今回主に使うのは"loadStrings()"です。
 この関数は書いたコードの.pdeと同じファイル内にある"data"の中に入っているファイルから、一行ごとに書いてある文字を読み取ってくれます。

①使いたい.txtファイルの準備
 メモ帳などを使って適当に作成してください。
スクリーンショット 2021-04-21 113129

②.txtファイルをProcessingのIDEにドラッグアンドドロップ
 この時.pdeと同じ階層に"data"というファイルができ、その中に先ほど作ったファイルが入っているか確認してください。なくても自分で"data"というファイルを作成し、その中に.txtを入れることで動作するようです。
スクリーンショット 2021-04-21 113704

③プログラムを書く
 これを動かすための最小構成は下の通りです。
  1. void draw() {
  2.   String[] lines = loadStrings("sample.txt");
  3.   for (int i = 0; i < lines.length; i++) {
  4.     println(lines[i]);
  5.   }
  6. }
 2行目で"sample.txt"からデータを"lines[]"に格納し、行目で表示しています。

④実行する
 実行すると下のようにコンソールに.txtファイルの内容が表示されます。
スクリーンショット 2021-04-21 114535



 また、これを応用すると下のようなものが作れます。これの作り方及びコードはこの記事(http://blog.livedoor.jp/chisato_tofu/archives/26990736.html)で紹介しています。