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私は先日マイニングでたまったお金でGTX1650を買いました。買ったのは下にあるMSI GeForce GTX1650 D6 AERO ITX OCV2というモデルです。
軽くこのモデルのレビューをしておくと、シングルファンモデルで排熱に不安がありましたが、発熱が少なくウチの環境ではGPU温度が65°Cで安定していました。
そんなこのグラボですが、マイニングするにあたりOC(オーバークロック)をします。
理由としては、市販されている状態より性能を上げてハッシュレートを上げるためです。
マイニングはハッシュ関数を解く回数に応じて報酬が支払われるため、一秒間にハッシュ関数を置く回数(ハッシュレート)が多い方がマイニング効率が高いということになります。
ハッシュレートは主にグラボのMemory Clockに依存します。そのため今回はそこを中心にOCしていきます。
選手紹介
今回は先ほど紹介した1650のほかに二年前ぐらいに買った1080Tiでも測定をしました。詳しくは↓のリンクの二つのグラボを使用しました。
まず、それぞれの初期設定を見ていきます。
それぞれの初期設定をMSIのAFTERBURNERで計測した結果になります。今回はCPU,RAMのクロックを変更しているので
1650
- 1786MHz
- 5750MHz
1080Ti
- 1949MHz
- 5005MHz
という数字が大事になってきます。
そして、これを限界までOCした設定画面がこのようになります。
1650のCPUで+100MHz、RAMで+1000MHzのOC
そして、これを限界までOCした設定画面がこのようになります。
1650のCPUで+100MHz、RAMで+1000MHzのOC
1080TiのCPUで+80MHz、RAMで+500MHzのOCができました。
逆にこれ以上OCをすると動作が不安定になりました。この周波数は、マイニングを回しながら設定していって動作が安定するところを探しているため、固体や環境によって変わるため参考程度にしてください。
さて、OCで額面上性能が上がりましたが実際のハッシュレートはどのように変化したでしょうか。
今回はNiceHash Minerで測定を行いました。上がOC前、下がOC後です。
この結果、約5%~10%ほどハッシュレートが上がることが分かりました。上がった分としてはわずかな差ですが、月に0.2BTCほど、年で2.4BTCほど変わると思えば結構大きい気がします。
また、自分は設定でファンを常に100%で回しています。このおかげでマイニング中でもグラボの温度が60°C前後で推移しており、100%の負荷をかけている割に低温に抑えることができています。
もちろんOCとかマイニングとかは自己責任でお楽しみください~
YouTubeにも上げました。
逆にこれ以上OCをすると動作が不安定になりました。この周波数は、マイニングを回しながら設定していって動作が安定するところを探しているため、固体や環境によって変わるため参考程度にしてください。
さて、OCで額面上性能が上がりましたが実際のハッシュレートはどのように変化したでしょうか。
今回はNiceHash Minerで測定を行いました。上がOC前、下がOC後です。
この結果、約5%~10%ほどハッシュレートが上がることが分かりました。上がった分としてはわずかな差ですが、月に0.2BTCほど、年で2.4BTCほど変わると思えば結構大きい気がします。
また、自分は設定でファンを常に100%で回しています。このおかげでマイニング中でもグラボの温度が60°C前後で推移しており、100%の負荷をかけている割に低温に抑えることができています。
もちろんOCとかマイニングとかは自己責任でお楽しみください~
YouTubeにも上げました。