ということで今日12/1に、JINSからVRM形式のモデル用のトラッキングアプリVtunerがリリースされました。



 早速使ってみた感想と、ちょっとわかりづらかった気がしなくもなかったので背景と自作モデルのインポート方法です。

①背景の変更
 デフォルトではカメラの入力が背景になっていますが、まあ皆さん変えると思うのでその方法です。

 画像のようににやっていけば大丈夫ですが、”メニュー”から?マークの隣の写真っぽいマークを選択することで変更できます。
InkediOS の画像 (1)_LI
画像内の赤矢印のところです。
iOS の画像 (2)
 自分はいつもクロマキーをマゼンタでやっているのでそのように設定しましたが、それ以外にも大体のクロマキーに使いそうな色が用意されています。そのほかにも自分で用意した画像なども表示できるそうです。

②自作モデルのインポート
 デフォルトでもイメージキャラクターのモデルが入っていますが、まあ皆さん自分のモデルで使うと思うのでその方法です。アプリ内でも簡易的に作成できるそうです。

 iPhoneとWindowsでの設定方法です。基本的にはTDPTとかWaidayoとかと同じような感じなので、慣れている人は簡単だと思います。準備として、PCにiTunesを入れて、サインインして、lightningケーブルでiPhoneとPCを接続しておいてください。

 下の画像のようにiPhoneのファイルなどをいじれるような画面に入り、"ファイル共有"から"App"内の"VTUNER"を選択し、そこに".vrm"ファイルを入れます。画像はアプリ側でインポートした後のものなので、最初は何も考えずに.vrmファイルを何もないところに入れてください。
スクリーンショット 2021-12-01 114417

 これが終わったらあとはアプリ側で、画像を変更したときのボタンの、二つ右のボタンから"Import CRM"から自分のモデルを選択し、"Import"を押せば自分のモデルが使えるようになります。
iOS の画像 (3)
iOS の画像 (4)

 ということでここまで終わると自分のモデルを動かせるようになります。
 ちなみにモデルの位置と大きさは2本指で、カメラの向きが1本指で変えられます。
 使用感としては、やはり視線のトラッキングはうまくできていると思います。フェイストラッキングというよりは、姿勢と目線のトラッキングみたいな感じです。ここはJINS MEMEだからといえるかもしれません。

 ツイートに乗せた動画はiPhoneの録画機能で撮ったものですが、パソコンでキャプチャしたときにどうなるかなどは追々確かめていこうと思います。
 こんなところで取り急ぎまとめてみました。