ということでニコニコ超会議2022の超クリエイターマーケットに出展するためにSCPの中の一つであるSCP-1134-JPを制作しました。実際の当日の様子は下記のツイートやtogetterを見てください。
朱護あかね/AkemoriAkane@YamagichiM[お知らせ]明日4/30(土) #超会議2022 の #クリエイターマーケット ホール9,D12-B3-5にて #スシブレード を対戦可能な形で展示します!!ぜひ回しに遊びにきてください!!!!「 目指せ、No.1スシブ… https://t.co/adZmS3hC9O
一之瀬ちさと@chisao_62スシブレード私が作りました(生産者表示)#ニコニコ超会議2022 https://t.co/UkT9uOtHQ0
- togetter
ニコニコニュースORIGINAL様、ねとらぼ様、ABEMA様にも取り上げて頂きました。
ということで作ったものは↑を見たらわかると思うので、ここから下は制作工程です。
1.ランチャー設計
ランチャー本体は↓の写真のようにFusion360を用いて作成しました。
木目調の部分は天ぷら用の箸を使い、プラスチック部分は3Dプリンタで印刷しました。また、中央の箱の中に電源である006Pと制御回路が収まっています。
また、3Dプリンタでの印刷部品と箸ともにオイルステインを塗った後にクリアを吹いています。
2.回路設計
回路は適当に設計しました。ランチャーについているボタンが押された状態(箸が湯呑でたたかれている状態)にブレーキがかかるようになっており、それ以外ではモーターが回るようになっています。
これが実際に作成した回路です。下側の還流用のFETの意味がなかった気がしていますが、なかったらなかったでうまくいかなかったので必要なのかもしれません。
SPSTのスイッチが電源スイッチでこれを倒すとモーターが回り始めます。その時の電気の流れは↓のようになっています。
そして、Pushスイッチが押されるとブレーキがかかり寿司ブレードが発射されます。その時の電気の流れは↓のようになっています。
この回路をはんだ付けするとこうなります。
うまく作るコツはFETを最初に二つ固定してその足から生やすことです。
3.スシ本体
スシの握り方ですが、2通りの作り方がありました。先ほどちょこっと触れましたが、プラモデル由来のものと食品サンプル由来のものです。
先に商品サンプル由来の寿司です。
プラモデル由来の寿司はこの3つです。これらはシャリの部分は共通の3Dプリント部品を作り、それにネタを載せる形で作成を行いました。まぐろとサーモンはネタにシューターの爪に合うような穴をあけるだけでよいのですが、いくらは一粒一粒別パーツなのでグルーガンで固めてから穴をあけました。
次に食品サンプル由来の寿司ですが、これはものによって作成難易度が大きく違いました。
ハンバーグのシャリは3Dプリンタ製です。ただハンバーグ本体の重心がハンバーグの中心になく、重心の調整とトップヘビー対策に中身をほとんどくりぬきました。この作業が部屋中にハンバーグ編をまき散らすことになり大変でした。
最後にマヨコーンですが、これは真横-ンなのでそもそも重心位置がおかしく、重心が中心にないとかそういうレベルではないので内部をくりぬくのが大変でした。そもそも真横にすると上面か底面のどちらかが水平にならないので大変です。
まとめ
ということで寿司握りは職人技だと体感しました。ニコ超一週間前でもまともに回らず、まともに回るようになったのは前日でした。
私は今までニコ超やコミケなどには参加したことがなく、文化の違いには戸惑いましたが何とか当日も無事に?終わることができてよかったです。時間がたつにつれてスシやシューターが弱ってきて寿司桶に穴が開いた経験は今後にも活かされるかも知れません。
・箸
・モーター
・オイルステイン
・クリア
・寿司プラモ3種
・マグネット
・寿司桶
- ニコニコニュースPRIGINAL
- ねとらぼ
- ABEMA
ということで作ったものは↑を見たらわかると思うので、ここから下は制作工程です。
1.ランチャー設計
ランチャー本体は↓の写真のようにFusion360を用いて作成しました。
木目調の部分は天ぷら用の箸を使い、プラスチック部分は3Dプリンタで印刷しました。また、中央の箱の中に電源である006Pと制御回路が収まっています。
また、3Dプリンタでの印刷部品と箸ともにオイルステインを塗った後にクリアを吹いています。
2.回路設計
回路は適当に設計しました。ランチャーについているボタンが押された状態(箸が湯呑でたたかれている状態)にブレーキがかかるようになっており、それ以外ではモーターが回るようになっています。
これが実際に作成した回路です。下側の還流用のFETの意味がなかった気がしていますが、なかったらなかったでうまくいかなかったので必要なのかもしれません。
SPSTのスイッチが電源スイッチでこれを倒すとモーターが回り始めます。その時の電気の流れは↓のようになっています。
そして、Pushスイッチが押されるとブレーキがかかり寿司ブレードが発射されます。その時の電気の流れは↓のようになっています。
この回路をはんだ付けするとこうなります。
うまく作るコツはFETを最初に二つ固定してその足から生やすことです。
3.スシ本体
スシの握り方ですが、2通りの作り方がありました。先ほどちょこっと触れましたが、プラモデル由来のものと食品サンプル由来のものです。
先に商品サンプル由来の寿司です。
プラモデル由来の寿司はこの3つです。これらはシャリの部分は共通の3Dプリント部品を作り、それにネタを載せる形で作成を行いました。まぐろとサーモンはネタにシューターの爪に合うような穴をあけるだけでよいのですが、いくらは一粒一粒別パーツなのでグルーガンで固めてから穴をあけました。
次に食品サンプル由来の寿司ですが、これはものによって作成難易度が大きく違いました。
この4つが食品サンプル由来ですが作成難易度は右に行くにつれて難しくなっていきました。
まず、一番簡単なラーメンですが、そこに入っている磁石を外し、ラーメンの部分に穴をあけ、磁石があった部分にぴったりはまる円柱を挿せば完成です。
次の玉子ですが、シャリと玉子をはがし玉子に穴をあければできます。まず、一番簡単なラーメンですが、そこに入っている磁石を外し、ラーメンの部分に穴をあけ、磁石があった部分にぴったりはまる円柱を挿せば完成です。
ハンバーグのシャリは3Dプリンタ製です。ただハンバーグ本体の重心がハンバーグの中心になく、重心の調整とトップヘビー対策に中身をほとんどくりぬきました。この作業が部屋中にハンバーグ編をまき散らすことになり大変でした。
最後にマヨコーンですが、これは真横-ンなのでそもそも重心位置がおかしく、重心が中心にないとかそういうレベルではないので内部をくりぬくのが大変でした。そもそも真横にすると上面か底面のどちらかが水平にならないので大変です。
まとめ
ということで寿司握りは職人技だと体感しました。ニコ超一週間前でもまともに回らず、まともに回るようになったのは前日でした。
私は今までニコ超やコミケなどには参加したことがなく、文化の違いには戸惑いましたが何とか当日も無事に?終わることができてよかったです。時間がたつにつれてスシやシューターが弱ってきて寿司桶に穴が開いた経験は今後にも活かされるかも知れません。
中央に穴が開いた上傷だらけの寿司桶
以下メモ的な使用機材リスト・箸
・モーター
・オイルステイン
・クリア
・寿司プラモ3種
・マグネット
・寿司桶